ご記憶の方も多いと思いますが、平成26年7月26日相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が刺殺され27人が負傷した事件が発生しました。

犯人は「障害者は不幸を作るだけ」「私は施設の障害者を殺すことが出来る」という差別的言動を繰り返し、「犯行計画」ともとれる手紙を衆議院議長に手渡そうとして、警察からの通報で退職、措置入院、そして退院後、事件を起こしました。

元施設職員でもある精神障害者が障害者に対し差別的思想、妄想の発想は一体どこから生まれたのであろうか?今後の司法に委ねられています。

 

また、ネット上では犯人を礼賛する記述に対して少数でない人々が賛同したと言います。

いくら言論の自由とはいえ、より立場の弱い人を貶めるこの様な言動は寒々しい限りです。

私はこの時、初めて格差、不寛容、排外主義社会を連想し愕然としました。そして、微力ながら自分たちが発言する必要を感じ発足に至りました。

 

日本に生まれ等しく大切な命が、まるで動植物の品種改良の如く選別の危機に瀕していたのかと思い驚嘆しました。

社会とは、福祉とは、生きるとは、もう一度ゆっくり皆さんと考えを深めていきたいと思います。