当会は精神障がい者による当事者のための活動です。

活動内容
毎月1回、集会を開催し当事者同士の親睦、情報交換を計ります。精神症状を持つ当事者がよりよい生き方ができるように皆で力を合わせ幸福感高めましょう

Twitterを利用して日々の活動を配信しています。


活動目的
当事者一人ひとりが仲間の力を借りながら社会性を身に着けつつ自律した幸せを求めます

行政、病院、作業所などの社会資源を活用して当事者同士の横の繋がりを強くしていきます。
家にこもりがちな人一歩踏み出せる場を提供します。

 


活動趣旨
● 思っていることや自分の意見を安心して表現できる場にします。

これまでのお話

○今までの体験 ○病院との関わり ○薬のこと ○所属している場の情報
○家族との関わり ○仕事との関わり ○公的機関との繋がり(年金や手帳など)
○結婚観 ○自分の考えなどを共有する ○生活する上で必要な情報
○落ち込んだ時の対処の方法○年内に実現したいこと


● 常に開かれた意見交換の場
参加者は全員対等です、耳を傾けて聞きましょう。

運営方針は多くの意見を取り入れ、反映させます

● 支え合いの精神
悩みなどを体験者同士で請け負える聞き役的要素を持ちましょう
作業所職員や主治医や親などの支援のほかに、当事者同士で支え合える強さを目指します。

 

● 学びの場
社会に適応できるコミュニケーションを取り戻す為の学べる場を作ります。
結果にとらわれず、学びから得られる過程を評価します。

 

語り合い、楽しく遊び、その中で自分の隠れた可能性を発見し、充実した生活を求めます。


● 情報発信の場
心病む人同士の情報交換の場を作ります。
ホームページツイッターを通じて、常に新しい情報外に向かてを発信します。


● 他団体とのつながりの場
来てよかった、参加するのが楽しみと思えるような場を作ります。
ディケアや作業所などに関わっていない人達の一歩踏み出せるきっかけとなる場にします。

 


べてるの理念に魅せられて  

(愛知県精神保健協会からの原稿執筆依頼を転載) 

 

名古屋当事者研究会 主宰者 

 

「べてるの家」との邂逅をしてみたいと思う。出会いはNHKETV特集】「生きづらさと向き合って」でした。

発症して3年あまり、飲む薬は効いている実感は少なく、根拠のない不安に苛まれて日常生活もままならず社会に戻れない絶望感が心身に満載していた時に偶然見たその番組は、今までの常識と違う障害者と支援者の垣根の低さに驚かされた。

 

「札幌なかまの杜クリニック」でのユーモアと笑いに満ちた診察風景、障害者同士が主体的に開催されているデイケア、支援をする人がある時は受ける側にシフトチェンジすることは痛快さを感じる。

番組後半「浦河べてるの家」が登場、症状に苦しみながらもミーティングで笑顔を忘れず自立的共同生活を送っているように思えた。

 

自力更生に躍起になっていた私にとって、自立の持つ意味を考え直すきっかけとなりました。人は社会から孤立しては生きられない。誰もが相互に支援を受けている。

べてるの番組や本は「見るクスリ」であり「読むクスリ」でした。

悩みや苦労を抱える当事者同士のフランクな姿は「土のニオイ」がして私には効き目がありました。

 

当事者会は3年前から毎月1回午後0時から3時間、名古屋市の公共施設を借りて開催しています。べてるの理念を分かち合える当事者との出会いの場を作りたいと願ったことが始めたキッカケです。

当事者研究理念集の輪読から自己病名の発表、ホワイトボードに悩みや苦労を書き込みは参加者の共感できる場になってきました。

その様子はTwitter(べてるの楽園から)に掲示して参加できなかった方にもシェアしていただけるように心がけています。

詳しくはHPhttps://nagoya-touzisya.jimdo.com/を参照して下さればありがたいです。

生きづらさを抱えている方なら、どなたでもご参加いただけます。

 

今日がそして明日が素晴らしい一日であるように・・・